がごめ昆布は函館圏を中心とした北海道南部の東海岸、津軽海峡沿岸に分布している海藻であり、世界中でこの地域のみに生息しています。
長さ2メートル、幅20〜50センチメートルほどになる褐藻で多年生、通常3年で成体となり寿命は4〜5年とも言われており、低温水域を好み、水深10〜25メートルの岩礁上に生息しています。
函館近隣の一部の海岸でしか採れないがごめ昆布は古くから昆布の納豆といわれるほど粘り成分が多い昆布です。
ダシ昆布として活用はされず、もっぱら原料として扱われ、とろろこんぶ、おぼろこんぶ、松前漬けなどに以前から使用されています。とろろこんぶや松前漬けの風味(粘り)は、がごめの「ねばり」を上手く利用したものです。
がごめ昆布は、一般的な真昆布がツルツルした葉をしているのに対して、ボコボコした葉をしています。このかごの目に似た突起があることから「がごめ」の名の由来がきていると言われています。
近年、がごめ昆布は海水温の上昇が原因で繁殖域が減少し、不作が続いており、最大の水揚げ高を誇る南かやべ漁協では、2004年度の水揚げ量は最盛期の1%にも満たない8.6トンでした。そのため函館市が補助を行い、各漁協ががごめ昆布の養殖に乗り出しています。
2005年度からは、函館地域の漁協で商業ベースでのがごめ昆布の養殖が始まっています。
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がごめ昆布の一番の特徴は、良質の高分子粘性多糖類、つまり「粘り」があることです。
がごめ昆布乾燥重量1キロ当たりに含まれる水溶性粘性多糖類は300〜350グラム、その内に「フコイダン」30〜50グラム、「ラミナラン」30〜45グラム、「アルギン酸カリウム」200〜230グラムが含まれています。
その他にも、がごめ昆布にはカリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムを多く含んだミネラル分を200グラムほど含んでおり、優れた健康食材といえます。
※薬事法の関係上効果・効能は記載しておりません。
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函館企業3社によって、地元特産のがごめ昆布を原料とした商品開発・販売を行うベンチャー企業「有限会社バイオクリエイト」として2004年5月に設立された。
北海道大学や北海道立研究機関の他、函館市からもがごめ昆布水不溶成分生理活性に関する研究補助金を受けるなど、地域における産学官連携のパイオニア的存在である。 |
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がごめ昆布は古くから昆布の納豆といわれるほど粘り成分が多い昆布です。その成分の中には大量のフコイダンが含まれています。 |
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